久しぶりの、Cinq家の改装シリーズ?!
家全体の改装は、この家を購入した2017年に完了。
屋根は、50年は軽く経過してそうだけど、
雨漏りの都度、瓦を個別に交換して来た感じで、
古いのと新しいのが混ざった状態。
それでもチェック後は、問題なしとのことだったので、
様子を見ながら、いつかはしようと。
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おととし、大きな雹(ひょう/大きな氷の塊)が降り、
それが原因で、上階のバスルームで少量の雨漏りが。
幸い、ルーフウィンドウのすぐ横の瓦にヒビを見つけたので、
自分で新しい瓦を1枚交換して解決。
実は先月も3cm位はある大きな雹が降ったけど、
幸い、何の被害もなし。
気候的にまた雹が降る可能性があるので、
今回、屋根を全て張り替えることに。
ボルドーの中心街は旧建築が多く、
いわゆる南フランスでよく見るオレンジの素焼き瓦。

旧建築に関しては、使用する瓦が指定されていて、
旧タイプの半円型で、上下交互に設置する旧スタイル。
ウチも旧建築のため、コチラ↓

置いているだけなので、1つの瓦を動かすと、
周りも動いてしまうという欠点あり。
目分量でバランスを調節しながらの設置のため工事費が高め。
この交互の下になる瓦のカーブした部分に重力がかかるので、
上からの衝撃に対する強度に不安があったため、
新しいタイプのこの瓦↓をチョイス。

表面に出る半円形部分にプラス、平らなパーツ。
上と横の瓦の一部が収まる溝付きバージョン。
1つの瓦を動かしても、バランスが崩れない構造。
瓦を置く位置が決まっているので、
設置・取り替えが簡単で、旧タイプよりも工事費が安い。
どちらのタイプも古い感じになるよう色ムラが付けられていて、
完成後の見た目もほぼ同じ。
↓左が、旧タイプ。 ↓右が、新タイプ。
色ムラ具合は、製造メーカーによって若干の違いあり。

本来なら旧建築でこの新しいタイプの瓦を使うのは、
”上空からの見た目のハーモニーを損なう…”と言う、
微々たる見た目(しかも上空から!)の理由で、市の規定ではNG。
もっと細かく言うと、旧タイプの新瓦を使う場合でも、
まだ状態のいい古い瓦をミックスしないといけないらしい。
なので、当然、古い瓦はさらに劣化していくので、
改装しても、常に修繕が発生するってこと。
もう、意味不明・・・(爆)
フランスあるある
一度葺き替えをすると、最低でも50年以上は維持できるし、
屋根の工事費はウン百万円になるので、
規定以前に、自分自身で理にかなった検討をする必要あり。
実は、この市の規定を知ったのは、
改装業者に見積もりに来てもらった時。
ウチは旧建築なので、業者にとっては市の規定に従い、
自動的に、旧タイプの瓦での見積もり。
ワタシたちは、改装=新タイプだと思って話していたら、
節々でどうも話が合わず。
そこでこの市の規定が判明。
規定云々、どうしても新タイプにしたいことを伝えると、
規定違反に関してはワタシたちが責任を負うこと、
もし工事途中で市に見つかったら、
工事がストップするなどのリスクも承知の上で、
今回の工事は、新タイプの瓦で決行することに。
<屋根改装編②>につづく・・・


