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子ザル、失踪

実はワタシたちがローマ旅行中、大事件が発生。

子ザルを仏人女性のドッグシッター宅へ預けて出発。
旅行の時は、オンライン予約できるペットシッターサイトを利用していて、
ボルドーのセンターでレビューの良いシッターさんを予約。

一度利用して良かった人を再予約したいけど、
自分たちの旅行期間と予定が合わないことが多々で、
今回のシッターさんも初めての仏人女性。

子ザル、失踪_d0010182_02221519.jpg

ローマ滞在中のパーティ前日、18時半。
A嬢とH嬢と街歩きに出掛けていたワタシのケータイに、
滞在アパートメントにいたダンナから電話。
シッターさんから「オルセットがドアを開けた時に逃げた!」と。

全く予想外のことに、頭がパニック!!

一番に頭を過ぎったことは、車との接触事故。
シッターさんに、急いで周辺を探すように指示。
ワタシたちは遠距離でできることに着手。
ネットで迷子犬捜索情報が大きいサイトに複数記載。
発見した人が市役所に連絡する場合もあるため、
翌朝一番には、市役所や保健所に電話することに。

シッターさん宅周辺は4車線ある道路や、
交通量の多い道路がいっぱい。
おまけに、トラムも走ってる。
子ザルは全く行ったことがないエリアで、
シッターさん宅まではタクシーで行ったため、
地理を全く知らない子ザルは自宅まで帰れるわけがなく、
さらに、この日のボルドーは40℃近くの猛暑日。

シッターさんが友達にも応援を頼んで手分けして捜索。
時間が一刻一刻と経過して、
23時半になっても発見に至らず.....の連絡。

街とは反対方向へ行ってしまい完全に迷子になってしまったか、
最悪の事態になってしまったか.....
翌日の夜までに発見出来なければ、
見つからない可能性がかなり高くなるので、
時間が経過すればするほど、最悪の事態も覚悟。

残念ながら、この日は見つからないまま捜索終了。

誰かに保護されて獣医さんに連れて行ってもらえたら、
マイクロチップが埋め込まれているので、
それをスキャンするとワタシたちの連絡先が分かるシステム。
最良の結果なら、翌朝に獣医さんから連絡があるか、
もしくは最悪の事態で連絡があるか.....天国と地獄。

そして翌朝、8時半。
ケータイが鳴る。

電話口は、獣医さんから。
「あるムッシューが子ザルを保護して連れてきてます」と!
そして、「子ザルに怪我はありません」と。

ふ〜〜〜〜〜〜っ!!
一気に緊張が解きほぐれて、身体の力が抜けた。

ダンナがそのムッシューに代わってもらって、
何度も感謝の気持ちを伝えた。

獣医さんは子ザルを預かれないため、
仕方なくシッターさんに迎えに行ってもらって、
あと1日半、引き続き預かってもらうことに。
今回の子ザル脱走の詳細を聞く間もなく探しに走ってもらったので、
何がどうなって逃げたのかは知らず、正直不安はあったけど、
シッターさんが相当責任を感じているのが伝わってきたので、
同じことは起きないだろうと。

獣医さんいわく、子ザルが発見されたのは青丸で囲んだ範囲。
シッターさん宅は、赤丸で囲んだ範囲。

子ザル、失踪_d0010182_01534194.jpg

4車線or交通量の多い道路(イエロー線)
トラム(グリーン線)

車やバイク、トラムの怖さを全く知らない子ザルが、
4車線やトラム車線を何本も通過して、
無傷で戻ってきたのが奇跡。
偶然かもしれないけど、青丸の上方向が家なので、
ルート的には正解。←やるな、子ザル!(笑)
気温40℃でアスファルトが相当熱かったため、
ほぼ全ての肉球が脱皮状態だけで済んだ。

保護してくれたムッシューに改めて御礼をしたくて、
ローマから帰宅後、獣医さんにムッシューの連絡先を聞いたら、
特にメモしてないとのことで分からず。
でも受付の女性が時々近くで見かけるムッシューと言っていたので、
もし見かけたらワタシたちの連絡先を渡すように伝えた。

とにかく無事に戻ってきて本当に良かった。
家に連れて帰ってから翌日はまでは爆睡してたけど、
それ以降は本人、ケローッとしてて何事もなかったかのよう。^^;
あ〜、今回のお騒がせ子ザル、本当に参った。


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by cinq-etoiles | 2019-09-04 07:00 | 住*France【お犬サマ】 | Trackback | Comments(0)

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