カテゴリ:ボルドー・メゾン改装( 8 )


ちょうどフレームワークをしたリビングの真下にあるのが、
ガーデンのあるフロア。

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本当はこの真ん中の邪魔な柱を撤去したかったけど、
この上にある3フロアを支える重要な役割を果たしているため、
これを撤去するにはU型ではなく□型のフレームで、
まさにロンドンの自宅改装と同じ工事をしなければならず、
工事期間がさらに長くなってしまうのと、
もちろん工事費もアップ↑↑

この部屋の主な利用目的は、第二のリビングルーム。
主に、夏にガーデンを使うときに活躍する部屋。
メインのリビングルームは別にあるため、
そこまで大きな工事をしてこの部屋にお金をかける必要はないと判断。

でもガーデンがある部屋なのに、なぜメインとして使わない?
・・・と思った方、その通り!

その説明は次回にするとして、
まずは、この部屋のフレームワークについて。

この真ん中の柱を触らないとしても、
実はこの柱からガーデンの手前までの部分は、
過去にエクステンションされた場所。
上階のリビングも同じ面積分エクステンションされていて、
この柱のある位置全体が昔は外壁だったため、
こんなに分厚く立派なワケ。

この柱と柱の間の天井の石部分をよ~く見てみると
ジョイントのあちこちに亀裂が・・・

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この亀裂は何十年もかけて出来たもので、
今すぐにどうこうなってしまう心配はないけど、
この部分は3フロアを支えているため、
ココを鉄鋼で補強するなら、大改装している今がチャンス!
構造部分は家の要となり、後々、上階の壁にも支障を来すため、
この部分にお金をかけることは理に適ってると判断し、
補強の鉄鋼を入れることに。

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このフレームワークも、
ダンナが到着した時にはすでに完了!

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この鉄鋼部分は最終的にはプラスターボードで隠すことに。

そんなワケで、改装の大きな部分があっという間に終了。
これからは、リビングルームx2(天井、壁、床)、
エントランス(壁、床)、部屋x5(天井、壁、床)、
バスルームx4(サニタリー撤去&設置、天井、壁、床)、
キッチンx2(配管、壁、床、ユニット等設置)、
電気配線工事(家全体)のリノベーションへ。

その前に、<ガーデンルームの活用編>へ・・・


by cinq-etoiles | 2017-11-19 02:17 | ボルドー・メゾン改装 | Trackback | Comments(0)
10月9日から始まった、ボルドーの家改装。

初めの1週間は、現在あるバスルーム内部や壁の解体作業などが主で、
スグに現場監督に行ってもあんまり意味がないということで、
第2週目から3週間の滞在で、
隊員一号(ダンナ)が一人で現地入り。

今回の改装で一番大きな作業となるのが、
この部屋の一部の壁を撤去した後のフレームワーク(H形鉄鋼工事)

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石壁のカウンターや壁、その奥にあるトイレを解体撤去後、
上階を支えるために鉄鋼フレームを入れて補強。

バーカウンターの上部に何が隠されているのかを確認するために、
ワタシたちで開けてみたところ、すでに鉄鋼が。
この鉄鋼も壁もすべて撤去して、
上部ヨコx左右タテ=U型になるよう新たな鉄鋼を設置。

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これらの作業をするには、事前に改装会社とは別に、
建築構造エンジニア会社に依頼し、工事の不可、
可能な場合は鉄鋼の種類・大きさ・厚さ・設置方法など、
上階を支えるための計算を算出してもらった後、それを改装会社へ提出。

改装会社が通常使っている建築構造エンジニア会社もあるけど、
それをあえて使わなかった理由は・・・

① 自分たちが一からきちんと理解するため。
② 改装会社を通すとコミッションがプラスされる可能性があるので、
変なところで余計なお金を払いたくないという、大阪人根性=3(爆)

自分たちで探して5件ほどアポを取り、
実際にエンジニアに現場に来てもらって色んな方向から見解を聞いて、
一番信頼できる会社を選択。

これは現在のロンドンの自宅の改装工事で経験していて、
それよりは比較的簡単な工事なんで大きな心配はなし。
でも一応、万が一のことはあってはいけないと思って、
工事スタートから第2週目に合わせて行って、ダンナが見たのは・・・


ジャ~~ン!!

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2枚目写真のバーやドア部分、すべての解体&撤去が済み、
もうすでに、フレームワークまで終~了~!

思ってた以上に仕事が早かった=3
フランス人、やればできる。

そしてもう1か所、この階下にもフレームワークが。
それは次回、<フレームワーク(H形鉄鋼)編 Part.2>につづく...


by cinq-etoiles | 2017-11-17 19:46 | ボルドー・メゾン改装 | Trackback | Comments(0)
さて、ボルドーのメゾン改装で使う予定の照明関係が続々と到着。

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これらは階段の壁に取り付ける予定のウォールライト。
梱包を開けて、商品にダメージがないかをチェック。
その後、別で購入していた電球を全てに取り付けて、
電気技師が装着しやすいように、
本体と壁に装着する部分を分離して再度梱包。

そしてついに、こんな状態に・・・

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大きめのライトが8点、その他にエントランスやバスルーム...
かなりの量で、梱包開封→ダメージチェック→再梱包
、、、という作業の繰り返しで、
さらにこれらをボルドーに持っていくまでは、
家のどこかに片付けないといけない...という、
ここ2週間くらいは引っ越し業者になった気分。

届いたランプの中で、エントランスのランプが
どうしても自分の想像通りのものが見つからず、
形はいいけど色がゴールドしかなかったんで、
それを購入してリメイク。

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黒のマットにペイントして完了!

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肉体労働⁈以外にもデスクワークも盛りだくさんで、
2~3週間ほど前が一番ピークで、
連日の睡眠が4時間ほどに。

やっと照明関係が落ち着いてきたんで、
溜まりにたまってる記事をアップしま~す!


by cinq-etoiles | 2017-11-03 07:17 | ボルドー・メゾン改装 | Trackback | Comments(0)
一般的でない改装部分や自分でカスタマイズしたい部分は、
完成の3D図とすべての詳細なサイズなどを記載した書類を作成。

例えば、このリビングとなる部屋。

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部屋を広げるために、このカウンターとドアがある部分は撤去。
この窓の横にあるドアは、なんとトイレ!こんなところに...
上階をサポートする壁を撤去することになるため、
数か所にH形鉄鋼を入れる、少し大きめの工事部分。

数か所の壁にH形鉄鋼の凹凸ができるため、
この辺りの石壁部分はプラスター壁にするけど、
凹凸を出来るだけ壁の中に隠すようにするついでに、
H形鉄鋼がない部分はその一部を開けて、
後ろにある石壁をフレームのように生かそうと思い、
ビルダーさんに分かるように書類作成。

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正面からの図、断面図、スポットやコンセントを入れる位置、
全ての寸法を分かりやすく記載。

この他に、ベッドルームの天井にLEDライトを設置するため、
そのための吊り下げ天井などの詳細図の作成。

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これと同じように、バスルームのシンクや鏡、
バスタブ、トイレ、タオルウォーマー、照明の位置、
タイルの種類・場所・方向、など。
実際に使う予定の商品写真を縮小大にして、
見ため的にも限りなく実際の完成に近い図を作成。
これらは地道にエクセルにて手作り。

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自分なりのこだわりがある場合は、
こうして書類にして渡したほうがお互いに混乱や失敗がなく、
コミュニケーションもスムーズで、
聞いた、聞いてない、、、の嫌な空気になることもなく◎
万が一、記載通りに完成していない個所は、
この書類を渡したという証拠がある限り、
工事会社も言い訳ができないため、問題解決がスムーズ。

改装工事を始めるまでに自分で出来る作業は、
前回までアップした以下も含めて、ざっとこんな感じ。

ボルドーの家、改装準備A to Z~!<設計図+3Dの作成>
ボルドーの家、改装準備A to Z~!<電気系統の設計図作成>
ボルドーの家、改装準備A to Z~!<キッチンの決定>
ボルドーの家、改装準備A to Z~!<資材購入リスト作成>

あとは、工事の進行に合わせて、
必要な資材をタイミングよく購入&デリバリーする。

そうこうしているうちに、先週より工事がスタート!

工事がスタートしてからは、建物が古いだけに
色んな個所で予期しなかった問題が発生することが多々。
水回りの全改装、壁の撤去、電気配線リニューアルなどは、
開けてみないと分からない部分が多く、
スタート後は、その問題に合わせて臨機応変に対応することがメインの仕事。

工事がスタートしたことで、隊員1号(=ダンナ)が現場入り。
連日、現場からLINEでやり取りをしていて、
変更や細かいディテールの確認などで作成した書類の変更や、
撤去してからでないと決められなかった資材の発注など、
急を要する仕事が一気に増加して、さらに忙しくなってきた=3

次回は、スタートしている工事の様子をアップ・・・つづく。


by cinq-etoiles | 2017-10-20 06:05 | ボルドー・メゾン改装 | Trackback | Comments(0)
建築資材(プラスター、セメント、鉄骨Etc.)以外はほぼ自分で手配するため、
インテリアデコ以外の資材もかなりあって、
それらを項目別にエクセルにて管理。

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各部屋ごとに必要な資材、数量、値段、商品詳細、
サイトリンク、デリバリー日数、写真を記載して管理。
かなり膨大な量で、行数にすると1000行近く=3

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見やすいように、工事の進行状況に合わせて
資材をデリバリーするタイミングを考えながら、
優先順位によって赤の太文字、
デリバリーが終了したのもは目に入らないようにグレーにしたりと、
見落としがないように工夫。

インテリアを決めるポイントとして重視している点は、
家そのものが持つ雰囲気を最大限に生かしつつ、
今現在、市場に出回っている素敵なデザインをうまく取り入られるよう、
新旧お互いがプラスに働きかけるものをセレクトすることを意識。

この家の一番のメインとなるインテリアは”石の壁”
すごく雰囲気があっていいけど、
少しでもトラディショナルにしてしまうとシャトーっぽくなって、
古くて寂しい空虚感が漂ってしまうため、
石の素材と色にマッチする”ブラックアイアン”をポイントに使うことに。
シャトーxシャビーシックでフレンチ~っぽくするのではなく、
どちらかと言うと、アーティーさとカッコよさを出すつもり。

ボルドーとロンドンでは遠隔作業になるため、
実際の色合わせや雰囲気は写真が頼り。
その場の空気感とかも思い出しながら、必死に瞑想モード。(笑)
時々、インスピレーションがピンと来ないときもあるけど、
その時は時間をおいて頭の中にあるイメージをリセットしてから、
ピンと来るまで何度も何度も想像力を膨らます=3

インテリアの素材選びでサンプルが入手できるものは、
今の自宅を改装した時と同じく、
気になるサンプルをどんどん取り寄せて実際に目で見て確認。

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コレ↑↑はフローリングのサンプル。
ボルドーの家は、ほぼすべての部分に絨毯が敷かれてるけど、
それを剥がすと、結構状態のいいフローリング。
昔のフローリングは雰囲気があるけど、板の幅が狭くて、
幅が広いほうが好みのワタシにとってはあんまり魅力的ではなく、
リビングと自分たちのベッドルームだけは新しいフローリングに敷き替え。

2つ目のベッドルームは新しいフカフカ絨毯を敷いて、
他のベッドルームは、古いフローリングを生かすことに。

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コレ↑↑は、キッチンのワークトップとなる大理石のサンプル。
フランスの会社からロンドンにサンプルを送ってもらったんで、
実際に”キッチンユニット&床&大理石”と並べて見ることが出来なかったけど、
何とか想像力を膨らまして、最終決定。

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コレ↑↑は、カーテン生地のサンプル。
部屋ごとに違うカーテン生地にするため、
各部屋のインテリアに合うものをチョイス&オーダー。

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コレ↑↑は、壁紙のサンプル。
部屋の一部に使おうと思ってたけど、
結局、石の壁とペンキの壁が半々になるんで、
残念ながら、出番なし。

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↑↑このベッドルームの大理石の暖炉。
家具の配置上、どう考えても邪魔になってしまうため、
すごく勿体ないけど、撤去することに。
でもほぼ各部屋に暖炉が付いて他はキープするんで、
ここだけは許してもらうことに。^^;

次は、”設置素材の位置詳細図”の作成・・・つづく。


by cinq-etoiles | 2017-10-17 07:02 | ボルドー・メゾン改装 | Trackback | Comments(0)
キッチンは、自分が気に入ったデザインのあるキッチン会社へ行き、
デザインを指定して、ドアの色やハンドルなどの選択、
収納内部(戸棚、引き出しEtc.)の選択、
ワークトップの選択、電化製品の選択...ざっくりいうとこんな感じ。

改装後のキッチンの場所は、ココ↓↓
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この水回りが全くない部屋がキッチンとなるため、
新たに排水パイプを設置できるかを検討。
一番近くを走る排水パイプから新しいパイプとの距離と、
傾斜できる角度があるかどうか、
床下にパイプを設置できる空間があるかがポイント。

ワタシの場合は、キッチン会社ではキッチンのユニットだけをオーダー。
その他の付属、例えばワークトップは自分で大理石の会社に直接オーダー。
電化製品(オーブン、ディッシュウォッシャー、冷蔵庫など)は、
自分でネットで探して手配。
シンクや蛇口なども別で手配...と、自分ですることで、
キッチン会社が持っている限られたチョイスの中から選ぶよりも、
限りなく自分の理想に近いものが見つけられるメリットがあるのと、
費用が大幅に節約できること。(= 自分でする仕事は増える。)

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キッチン会社から送られてきた設計図に、
自分で手配した資材や電化製品のモデルや大きさなどを伝えて、
どの場所に何を設置したいかを写真とともに書類作成。

キッチンのフロアーを大理石系のタイルにするつもりでいたけど、
現在の絨毯をめくってみたら、
素敵なヘリンボーンのフローリング。

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これはウレシイ誤算♪
復活させることに。

次は、資材の購入リスト作成・・・つづく。


by cinq-etoiles | 2017-10-13 20:54 | ボルドー・メゾン改装 | Trackback | Comments(0)
購入した家の電気系統の一部が古く、
現在のフランスの規定外となる個所があるため、
この機会に一新することに。

ちなみに、コレ↓はボイラー。
家のすべての水回りをカバーしていて問題なく使えるけど、
どう考えてもデカい!ので、こちらも一新。
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新しく照明器具を取り付けたい場所(壁、天井)や、
スイッチ、コンセント、TV、ネット&電話接続...などなど、
各部屋に必要なものと動線を考えながら、
設計図上の公式の電気系統の記号を使って作成。

どの照明がどのスイッチでオン&オフになるかを
照明ごとに色を変えて矢印とともに記載。
2か所で操作可能なスイッチや、人の気配に反応するスイッチ、
コンセントや照明、インターフォンのポジション、
キッチンの電化製品(オーブン、ディッシュウォッシャーなど)の電気系統など、
電気技師がこの図面を見ただけで、
ワタシたちが希望している電気配線が明確に伝わるものを作る。

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通常、この電気配線設計図は、改装会社の仕事。
でもこれも、自分たちが200%納得できるものにしたいから、
人任せにしないで自分で制作することに。

この図面ができたら、スイッチやコンセント資材の購入リストの作成。
使いたいところに適合するメカニズムのものを選ぶ作業。
これらも経費削減のため自分たちで手配。

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階段には踊り場にしか照明がないため、
この石造りの雰囲気を生かすために、
階段の壁を照らすライトを数か所配置する予定。

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電気設計図は何度も考えなおして、変更、変更…で、
結構時間がかかった作業のひとつ。
照明器具をかなり多く配置するのと、
石の壁部分が多いため、配線を埋め込む作業も大変で、
改装費用の中でも重くのしかかる部分。

次は、キッチンの決定・・・つづく。


by cinq-etoiles | 2017-10-10 00:09 | ボルドー・メゾン改装 | Trackback | Comments(2)
先日アップした下記の記事「改装準備A to Z~!」の、
①~④までを一気に紹介。

初めに不動産会社の人と、この家を訪問したときに、
家の間取りを出来る限り頭にインプット。

その後、忘れないうちに大まかな設計図の作成に取り掛かる。

フランスでは図面がないことが多々なんで、
設計図に関しては、自分で作るか建築士に依頼。

ワタシの場合は、経費節約と自分で変更できるフレキシブルさを求めて、
自ら作成するのがモットー。

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2回目に再訪問したときは、この家を買うつもりでいたため、
不動産屋の了解を得て、すべての個所を実測させてもらう。
この時に活躍するのが、自分で作った初めの図面。
ここに、実測した数字をどんどん書き込んでいく。

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すべての個所の実際の数字が分かったら、
実測値に合せて設計図を変更する。

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窓やドアの大きさ、凹凸の個所などの細かいところは、
その後に何度も足を運んで実測して付け足した個所。

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こうして、ほぼ実寸の家の設計図の完成!

この設計図を元に、レイアウトや水回りの変更、
部屋の使用目的の変更などを検討しながら、
改装後の自分が理想とする設計図を作る。

その後、インテリアを大まかに考えて、
設計図のソフトウェアに入っているインテリア素材で、
自分がイメージするものに出来る限り近い3Dを作成する。

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これで、ビフォー&アフターの設計図は完成。

次は、”電気系統の設計図”の作成・・・つづく。


by cinq-etoiles | 2017-10-07 04:32 | ボルドー・メゾン改装 | Trackback | Comments(0)
Portfolio

ロンドンから食いしん坊情報、 発信中~!


by cinq-etoiles