これは↓↓改装前。
一部の壁を撤去するため、その補強となる、
鉄鋼フレームワーク↓↓が完了。
一部、水回りがあった場所の床を撤去したら、
梁が痛んでいたため、新しい梁に交換。
新しくなった梁↓↓
古い家は開けてみると痛んでいるところが多く、
何かと追加工事の発生はつきもの。
この部屋の壁のほとんどが石の壁で、明るいハチミツ色で気に入ってるけど、
石の分量があまりに多いとシャトーっぽくなって、
雰囲気が重々しく、悲壮感が漂ってしまうのと、
全てが石だとそれが当たり前になって、
石本来の存在価値が評価されないため、
新旧をうまくミックスしてお互いの価値を上げるために、
部屋の半分をプラスターボードの新しい壁にしてペンキの壁にすることに。
手前の石壁スペースは、ダイニングルーム。
窓側のペンキ壁スペースは、リビングルーム。
お互いの違う雰囲気がケンカしないように、
ペンキ壁の一部を開けて石壁を見せることで、
上手くコラボするようにしたくて、
ビルダーさんに渡しておいた、ワタシがイメージする3D完成図。
これをベースに作ってくれた新しい壁。
石壁を照らすように、スポットx2と隠しコンセントも内蔵。
この石壁フレームの場所には、
何か絵を飾るか、または何らかの装飾をするかは、
家が完成してからの新たな宿題。
ダイニングとなる石壁の一部に大嫌いな壁素材が使われていて、
それを抹消する作業。
壁の左側1/3に、石ではなくCrépi(クレピ)と呼ばれる、
簡単に言うとプラスターにツブツブが入ったもので施工されているため、
統一感を出すために、これを変更する作業。
実はこの家が建築された当時の間取りは、
この壁の裏にある階段の背後が通路になっていて、
その通路を通じて階段を挟んだ向こうの部屋と、
行き来が出来ていたという間取り。
現在この旧通路は、真ん中で仕切られて収納スペース。
通路の入り口の役目を果たしていた部分を塞いだ時に、
ローコストで済むCrépi(クレピ)を使ったと思われる。
この壁一面を同じような石で統一するには、
厚さ2㎝ほどの石のパーツを全体に張り付けること。
そして完成したのがコチラ↓↓
・・・と、この部屋の進行状況はここまで。
現在は、資材のストック置き場状態。
古い窓を撤去して、サイズを大きくした新しい窓をオーダーしているので、
それが出来上がったら窓を取り付けて、
部屋半分にプラスターボードを張って、
新しいフローリングを敷いて、ペンキを塗れば完成予定。
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その他のリノベーション記事は、
コチラ…→ ”ボルドー・メゾン改装”
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